三軒茶屋の集合住宅
住戸丸ごとの本格的な防音仕様
ビビッドな差し色と素材感を活かしたインテリアデザイン
世田谷通りに面して建つ、RC造6階建て全15戸の賃貸集合住宅です。
音大生やオーディオマニアをターゲットとして、住戸丸ごとの本格的な防音仕様としました。
「音楽のある生活」を思い切り楽しめるように、コンクリートの床スラブや戸境壁の厚さは200mmとしているほか、二重サッシを採用し、天井や床下の下地のつくり方や、給気口や換気口の仕様などにも配慮しています。
外観デザインは、縦長のスリット窓とキャンチレバー(片持ち構造)の屋外避難階段が特徴です。通常は裏周りに隠してしまう避難階段ですが、個性あるデザインのアクセントとして活用しています。モノトーンの外観と対照的に、インテリアは青やオレンジといったビビッドな差し色を積極的に用いました。また、御影石や木目調タイルといった素材感のある仕上げも用いています。